映画『ムカデ人間』のあらすじと感想!!”超お下品な鬼畜映画”だった!!

投稿者: | 2017年7月4日

こんにちは。
ブログ運営者のKITです。

検索エンジンを使って本記事に辿りついた方は、既にこの映画の概要が何となく分かっている方だと思いますが、リンクでたまたま辿り着いた方は、もしかしたら運が悪かったかもしれません(笑)

その理由は、この記事を読めば分かります。
映画の内容自体は“きちがいな外科医による超お下品な鬼畜映画”であり絶対に観たくないと思うのが普通ですが、中には興味をそそられて頭から離れない方も出てくるでしょう。

さて。その気になる映画のタイトルですが『ムカデ人間』と言います。
タイトルだけ見ると、よくありがちな「子供騙しのB級ホラー映画」のようですが、この映画は間違いなくそれを超えています。正直ストーリーはいまいちですが、それを補うかのように出演している俳優達の演技が素晴らしいです。

そこで本日は、映画『ムカデ人間』をこれから観ようと思っている方、たまたまこの記事に辿り着いた”運が悪かった”方に向けて、この映画の「簡単なあらすじ」と「感想」を書いていこうと思います。

※ここから先は読むか読まないかはあなたにお任せします。



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簡単なあらすじ

ドイツ郊外の森の奥には、既に現役を引退した外科医「ヨーゼフ・ハイター博士」が住んでいました。
ハイターは過去に、買っていた犬三匹の”肛門”と”口”を繋ぎ合わせ、”1つの生物”にするというイカれた実験を行い、成功していた。そして、その成功から次は人間を1つの生物『ムカデ人間』にしたいと考えるようになるのです。

遂にハイターが行動を起こします。
道端に車を止めた一人の男性がトイレを我慢できなくなり、仕方なく草むらで用を足そうとした矢先、後ろから付いてきたハイターに麻酔銃によって撃たれてしまいます。そして、男は眠ったまま誘拐されました。

ある日、観光にやってきた女性二人組のジェニーとリンジーは、夜中にも関わらず車を出し、街へ繰り出していきます。しかし、郊外から離れた森付近で道に迷ったあげく、仕舞いには車をパンクさせてしまい身動きが取れなくなってしまいました。どうすることも出来ない二人でしたが、さすがに夜の森の中に女性二人で車にいるのは危ないと思い、歩いて助けを探しに行くことしました。

暫く森を彷徨っていると、突然雨が降り始めます。すると、二人の目の前に一軒の家が見えました。二人は急いでその家に駆け込み、何とか家の中に入れてもらうことができたのです。
しかし・・・これが恐怖の始まりでした。なんとその家は、あのハイター博士の家だったのです。
徐々に危険を感じ始めた二人でしたが、気付いた時にはもう遅く、睡眠薬で眠らされてしまうのでした。

目覚めた二人は、自分が危険な状態に置かれていることをすぐに理解しました。両手両足を固定され、腕には点滴の管が刺さっています。そして、二人の横にはあの道端で誘拐された男もいました。
そして、間もなくして現れた元外科医のヨーゼフ・ハイター博士は突然、男の点滴に大量の薬を流し込み、死亡させてしまうのです。(この理由については、物語の中で特に明言されていません)

しかし、ハイター博士が思い描く『ムカデ人間』には少なくとも3人の人間が必要でした。
そのため、新たに誘拐されてきたの男が日本人の”カツロー”という男でした。カツローは日本語でハイター博士に向かって吠え続けますが、言葉の通じないハイター博士は全くの無視。これで『ムカデ人間』を作る準備が整いました。

この後、3人はハイター博士により互いの”肛門”と”口”を繋がれてしまい、”1つの生物”となってしまいます。
膝を立てることもできず、四つん這いの体制でしか動けない3人の運命は、果たしてどうなってしまうのでしょうか。

監督/キャスト

監督

  • トム・シックス

キャスト

  • ディーター・ラーザー(ヨーゼフ・ハイター博士)
  • 北村昭博(カツロー)
  • アシュリー・C・ウィリアムズ(リンジー)
  • アシュリン・イエニー(ジェニー)

感想

あらすじを読んだ方、いかがでしたか?何となく、結末が気になって仕方ないですよね。
よって、ここからは実際に私が映画を観た感想を裏話などを含め、紹介していきます。

『ムカデ人間』の撮影は全て”リアル”で行われていた

『ムカデ人間』を観た後に一番気になるのは、やはり「撮影方法」です。

いくら映画とは言え、見ず知らずの人間の肛門に顔を近づける(もはや触れているに等しい)というのは、普通の人はやりたくありませんよね。これは、一般人だろうが俳優だろうが変わらない事実だと思います。
さらに、女性は下半身を除いて全て丸出し。海外の映画であれば、それほど珍しいことではないかもしれませんが、いくら何でも体を張るシーンが多すぎます。

「さすがにこれはCGなのか?」

観るからにCGで無いことは明らかでしたが、微かな希望を胸に調べてみました。あまりに衝撃映像だったため、リアルであるということを認めたくなかったからです。しかし、やはり映画の中に登場する『ムカデ人間』は紛れもなく、本物の人間同士を繋げて撮影されていました・・・。

とはいえ、やはり普通の撮影ではないことは監督やキャストも分かっており、様々な特別措置が取られていました。

  1. 撮影中は、常時マッサージ師が控えていた

    ムカデ人間をやっている間の基本姿勢は、四つん這いで首を少し後ろに反らした状態になります。いくらシーンが分かれていても、繰り返しその体制を行うことで身体への負担は避けられなかったようです。そのため、撮影現場には常時マッサージ師が控えており、適度にマッサージをしながら撮影を行っていました。

  2. 撮影前は念入りに身体を洗っていた

    日本の映画やドラマでも、キスシーンなど相手と直接触れ合う場合には、エチケットとしてよく歯磨きをするという話は聞いたことあると思います。
    もちろん、本作品も同様です。キスシーンとは比べものならないほど不衛生ですが、肛門と顔を近づけて撮影しなくてはいけない以上、相手に尻を向ける側の人間は異臭がしないよう、相当気を遣って身体を洗っていたようです。(普通ならそれでOKとはならない・・・笑)

  3. 性的なイメージを持たれないために『ムカデ人間』の先頭を男にした

    この映画においては、かなり重要なポイントです。
    本作品でムカデ人間となるキャストは、男性1名、女性2名の計3名です。男性の方なら「あっ」となるかもしれませんが、並び順を間違えるとただの”エロティック”な映画となってしまいます。観ている側からすれば暫くすれば気にならなくなるかもしれませんが、最後まで完全に”エロティック”なイメージを払拭するのは、普通に考えて無理です。
    しかしそういうイメージを持たれてしまっては、身体を張ったキャストの努力が無駄になってしまうため、シックス監督は敢えて、「男→女→女」という並び順にしてその性的な要素を無くしました。実際に観た私からしてみても、この見せ方は見事だなと思いました。

ムカデ人間のキーマンはまさかの日本人!?

これまでの話でムカデ人間の先頭は、日本人男性の”カツロー”という人物であると説明しました。これは決して日系の外人が演じている訳ではなく、本物の日本人が演じています。その証拠に、彼は映画の中で一切英語は喋らず、自らの口から日本語を発しているのです。

では、彼はいったい何者なんでしょうか?

名前は「北村昭博(きたむらあきひろ)」さんと言います。

元々は演技と監督業の修行のため渡米し、アメリカを拠点に仕事をしていましたが、その後日本でも活動を行い、映画や時代劇にも出演しました。ここ最近出演した映画では、「新宿スワンII(2017年公開)」が挙げられます。

そんな経歴を持つ北村さんですが、さすがにムカデ人間への出演はためらいました。
しかし、渡米の際にも背中を押してくれた母親の後押しもあり、出演を決めたそうです。

出演を決めた北村さんは、以下のような想いを持って撮影に臨んでいました。

  • 北村さんが演じる「カツロー」の台詞は、元外科医であるヨーゼフ・ハイター博士には聞き取れず、ストーリー上も「とにかく日本語でわめいてくれてれば良い」というオーダーだったそうです。
    しかし北村さんは、日本代表としてその演技の力を遺憾なく発揮し、監督やスタッフ全員を驚かせたそうです。その証拠に編集作業で英語の吹替を行った際には、誰もが「こんなことを言っていたのか。」と感心していたそうです。
  • また、ムカデ人間の先頭であった北村さんは、後ろに繋がれた女性2人の怒りや哀しみ、絶望なども自分がまとめて表現する必要があると感じていたそうです。それもそのはず。口は肛門と繋がれており、喋れないですからね。

意外と”グロさ”はない映画

さて、これまでの話を踏まえて「何を今更!!」と思うかもしれませんが、これは事実です。
確かに、所々痛々しい場面はありますが、肝心の人間同士を繋ぐ手術のシーンは全く映像として流れません。よって、ホラー映画が苦手な方でも観ようと思えば観れないこともありません。

とは言え、何とも言えない絵面であることは間違いないないので、必ず一人で観るようにしましょう。
もし、この映画をカップルや夫婦で観れるとすれば、少し恐怖すら感じてしまいます(笑)

いくつか残る疑問点

冒頭に申し上げたように『B級ホラー映画』を越えているという話をさせて頂きましたが、やはり“ストーリーのいまいちさ”は否定できません。よく考えてみると、「あれ?」と思う点がいくつかありました。
皆さまへの共有の意味を込めて、以下にメモしておきます。

  • 物語序盤、一番初めに道端で誘拐された男は、何故殺されなければならなかったのか?
  • ハイター博士の手術が終わりムカデ人間になった3人ですが、一体どのようにして段差がある場所を移動しているのでしょうか?一番腑に落ちなかったのは、ハイターがいなくなった隙を突いて、3人が手術台から逃げているシーンです。逃げる映像は一切流れないのですが、手術台の周りには特に階段等は無いため、3人でタイミングを合わせてジャンプでもしたのか?
  • なぜ、ムカデ人間の先頭だったカツローは、最後にハイター博士を前に自殺したのか?
  • ラストシーンは、最後まで生き残った真ん中の女性だけになってしまったが、あの後の展開は?

ざっと挙げるとこんな感じです。
もう少し、こういった荒削りな部分を丁寧にストーリーに盛り込んでくれれば、さらに魅力的?な映画になると感じました。

 

まとめ

もしも、最後まで読んで気分が悪くなった方がいたら申し訳ありません(笑)

しかし映画としては、中々見ごたえがありました。
ちなみにですが、実はこの『ムカデ人間』はシリーズ化されており、現在では三作出ています。これが意味するのは一つだけ。なんだかんだで人気があるということです。

私は少しだけハマってしまったので、せっかくなので全作観ようとかなと思っています。
もし興味が沸いた方がいれば、ぜひ観て下さい。

それでは、今日はここまで!ばーい!(^^)!

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