映画『プリズナーズ』のあらすじと感想!!最高のクオリティを誇るサスペンス

投稿者: | 2017年8月20日

本日紹介するのは、映画「X-MEN」でもお馴染みのキャラクター”ウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマン、そして芸能一家の息子として数々の映画に出演し、最近では映画「ライフ」で主演を務めたジェイク・ギレンホール。この2人がダブル主演で共演した映画『プリズナーズ』です。
世界中どこの家庭でも起き兼ねない「少女誘拐事件」をテーマにした作品であり、観客としても終始ハラハラする展開になっています。私がこれまで観てきたサスペンス映画の中でも、文句なしにNo.1の作品です。

そこで今回は、映画『プリズナーズ』の「簡単なあらすじ」と「感想」を紹介します。映画が好きな全ての方に観てほしい映画ですので、ぜひチェックしてみて下さい!!



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簡単なあらすじ

アメリカのペンシルヴェニア州で家族4人幸せな生活を送っていたケラー(ヒュー・ジャックマン)。
しかし、そんな幸せな日々を一瞬にして奪うような事件が発生します。6歳の娘・アナが突然の失踪です。それも近所に住む友人フランクリンの娘と共に・・・。始めは単に二人が遠くまで遊びに行ってしまっただけだと思い自宅周辺を探してみましたが、一向に二人の姿は見当たりません。ところがケラーの息子は失踪前の二人と遊んでいる時に、怪しいRV車を目撃していました。きっとその車の運転手が誘拐したのだろうと確信し、すぐに警察に通報、「少女誘拐事件」として捜査が開始されました。

担当刑事のロキ(ジェイク・ギレンホール)はすぐにそのRV車の居所を突きとめ、現場に急行。車を発見し近づこうとしたところ、運転手は逃走しようと試みますが目の前の木に激突し停車。ロキは逃げようとした運転手のアレックスを連行しました。しかし、確たる証拠もなく釈放されることになるのです。

当然、アレックスの釈放に納得がいっていない人物が一人いました。誘拐された少女の父親であるケリーです。ケリーは担当警察のロキにアレックスを拘束するように約束させますが、その約束はロキの同僚により破られてしまうのです。

刑事は当てにならないと分かったケリーは、刑事の捜査とは別に一般市民でありながら単独捜査をし始めます。犯人はRV車の運転手であるアレックスで間違いない、彼は何かを隠しているという確信があったからです。その後、アレックスを拉致監禁、拷問し始めます。事件の担当刑事のロキも、徐々にこのケリーの不審な行動に気付き始め、尾行を開始するのです。

果たして事件を解決するのは娘の父親であるケリーか!?担当警刑事のロキか!?そしてアレックスは、本当にこの事件の犯人なのか!?全く予想できない結末が待っていました・・・。

監督/キャスト

監督

  • ドゥニ・ヴィルヌーヴ

キャスト

  • ヒュー・ジャックマン(ケリー・ドーヴァー)
  • ジェイク・ギレンホール(ロキ刑事)
  • ヴィオラ・デイヴィス(ナンシー・バーチ)
  • マリア・ベロ(グレイス・ドーヴァー)
  • テレンス・ハワード(フランクリン・バーチ)
  • メリッサ・レオ(ホリー・ジョーンズ)
  • ポール・ダノ(アレックス・ジョーンズ)

感想

時間の経過を忘れるほどの最高クオリティのサスペンス映画

サスペンスというジャンルの中でも、時間にして“2時間33分”という少々長めの本作品。ただでさえ盛り上がりに欠けるジャンルでありながら、この時間は正直しんどそうだなと思っていました。ところが実際に観てみると、時間の経過を忘れて食い入るように観てしまいました。

特にスピード感があるわけでもない。盛り上がりのポイントがいくつも用意されているわけでもない。派手な演出や迫力ある音楽があるわけでもない。にも関わらず、これほど観客を魅了するのはなぜなの。その理由を私なりに考えてみました。

  • ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホールを含む全スタッフが作り出す“緊迫感たっぷり”の演出。
  • 物語が進めば進むほど謎が謎を呼び、事件はさらに深まりを見せ、常に先を知りたいという“好奇心”を駆り立てるストーリー展開。
  • これまでの布石を一瞬にしてかき消すような、最後の最後で巻き起こる“大どんでん返し”の結末。

こうして挙げてみると、他のサスペンス映画と何ら変わりないと思われますが、とにかく作品全体のクオリティが他の作品に比べ圧倒的に高いです。

監督は映画「メッセージ」でアカデミー作品賞・監督賞など全8部門にノミネートされた『ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督』。主演を務めるのは映画「ローガン」を最後にX-MENシリーズ出演に幕を下ろした『ヒュー・ジャックマン』。もう一人の主演を務めるのは、過去に映画「複製された男」でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とタッグを組んだ経験もあり、映画「ライフ」で主演を務めていることでも話題の『ジェイク・ギレンホール』。
これだけの監督やキャストで製作された映画が面白くないわけがありません。

未だ、最高のサスペンス映画に出会ったことがない方は、ぜひ映画『プリズナーズ』を観ることをオススメします。

ヒュー・ジャックマンは”ウルヴァリン”だけじゃなかった!!

私自身、この映画を観るまでヒュー・ジャックマンと言えば「X-MEN」の“ウルヴァリン”でしかありませんでした。過去にヒューが出演しているその他の作品を観たことはあるのかもしれませんが、全く記憶にありません。

そんなわけで、私にとっては実質「初」となる”ウルヴァリン”以外のヒュー・ジャックマンを観ることになりましたが、予想に反して最高の演技でした。今回ヒューが演じた役は本作品の主演であり、誘拐される少女の父親ということで、この映画の観客から最も『共感』を得なくてはいけない責任重大な役す。
映画のポスターにあるフレーズ“この映画、ひと事じゃない”を観客が感じることができるかは、このヒューの演技に掛かっていると言っても過言ではありません。

それを見事にヒューは演じ切っていました。誘拐される前の可愛い娘に見せる笑顔、娘が誘拐されたことに焦りを見せ始め、時間が経過すればするほど顔は険しさを増し、遂に冷静さを失い犯人と思わしきアレックスを自ら拉致監禁し拷問する姿は、見ているこっちも恐怖を覚えるほどでした。

特に印象的だったのは、拷問シーンです。刑事の許可なしに、誘拐した犯人がアレックスだという確たる証拠がほしかったヒューは、アレックスを拉致監禁し拷問します。この時のヒューの迫力と言ったら・・・。この時ばかりは一瞬、”ウルヴァリン”の姿が頭に浮かぶほど殺意をまとった演技でした。

実際に子供を持つ父親の一人としてこの役を演じたヒューは、「演じていて辛かったよ」と語ったようです。それは、本作品のテーマでもある「少女誘拐事件」を実際に経験した家族への配慮が必要だったからです。
正に“ひと事”とは言えない本テーマは、今なお現代社会でも発生しており、結果として最愛の子供を失った家族もいます。だからこそヒューは”少女の父親”という最も過酷な立場の役を真剣に演じ、事実を正確に伝える必要があったのです。そしてその言葉通り、ヒューは見事にこの役を演じ切っていました。

間違いなく、ヒュー・ジャックマンの代表的な作品と呼ぶに相応しい映画です。

刑事役の俳優ジェイク・ギレンホールの”シビれる演技”も見所!!

この映画のもう一人の主演であるジェイク・ギレンホール。名前だけは頻繁に見掛けていたものの、彼が出演する映画はこれまで観た記憶がありませんでした。実際に映画を観た今だからこそ言えますが、”映画好き”と言いながらこんな素晴らしい俳優を知らなかった自分を土に埋めてやりたいです(笑)

今回ギレンホールが演じた役は「少女誘拐事件」の担当刑事であり、ヒューが演じる少女の父親・ケラーの監視役でもありました。地道な捜査を積み重ねていくも、中々事件の真相にたどり着くことができない日々。アレックスではない真犯人と思わしき別の人物が住んでいた場所から、誘拐された少女達の血が付いた洋服が見つかった時、ケラーから全ての責任を押し付けられました。それでも人前では決して冷静さを失わずに、職務を全うする姿には涙が出るほどでした。

しかしいくら刑事と言えど、一人の人間であることに変わりは無く、ケラーの前を後にして自分のデスクに戻った時、遂に感情が爆発します。少女達を生きて救えなかった”悔しさ”と、自分の不甲斐無さへの”怒り”からです。このシーンはかなりシビれました。

実際の現場でも同じような経験をした刑事はいるのでしょう。そう思うと、とても過酷な仕事だと感じざる負えませんでした。普段皆さんが見ている事件のニュースなどでは見えてこない、いわば“裏方”のような刑事の決死の姿をリアルに感じることができるのは、ジェイク・ギレンホールという一人の素晴らしい俳優がいてこそです。私は、映画『プリズナーズ』でこの俳優のファンになってしまいました。ジェイク・ギレンホールにとっても、この刑事役は適役と言えるかもしれません。

サスペンス映画の歴史に残る作品

これまでそれなりの数のサスペンス映画を観てきたと思っていますが、本気で人に勧めたいと思える作品は中々出会っていません。しかし、この映画『プリズナーズ』だけはぜひ皆さんに観て欲しいと本気で思っています。

「少女誘拐事件」という身近で起きかねない事件をテーマにしているため物語に非常に入りやすく、サスペンスならではの複雑なストーリー展開も味わえ、再生時間も見応え十分、最後には全ての謎を明らかにしモヤモヤ感を与えない。そして、ドゥニ・ヴィリヌーヴ監督を筆頭に、ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホールの緊迫感溢れる最高の演技。サスペンス初心者から上級者まで誰もが楽しめます。

この作品に出会うまでは、ダ・ヴィンチ・コードシリーズの最新作「インフェルノ」が一番好きでしたが、一瞬にしてそのランキングを塗り替えられました。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、恐るべしです。

まとめ

久しぶりのブログ更新となりましたが、復活の景気付けとしては最高の映画を皆さんに紹介できたとを嬉しく思います。この映画は本当におすすめです。私はまだ一回しか観れていませんが、何度でも観たいと思えます。それ程に素晴らしいサスペンス映画です。素晴らしい監督やキャストが集結した映画『プリズナーズ』。ぜひ一度ご鑑賞あれ・・・。

それでは、今日はここまで!ばーい!(^^)!

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