映画『キングコング/髑髏島の巨神』のあらすじと感想!!怪獣映画の最高傑作

投稿者: | 2017年8月1日

こんにちは。
ブログ運営者のKITです。

本来は映画館で観たかったのですが、見事にタイミングが合わず見逃していた映画がありました。以前、別の記事で公開前に紹介させて頂いた映画『キングコング/髑髏島の巨神』です。
つい最近レンタル開始となり早速レンタルし観ましたので、本日は「簡単なあらすじ」と「感想」を紹介します。

※ネタバレを含む内容となりますので、閲覧にはご注意下さい。



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簡単なあらすじ

物語の始まりは1944年の第二次世界大戦。
アメリカ海軍のハンク・マーロウと日本兵の二人は、争いの末に「とある島」に降り立ちました。その後も肉弾戦を続ける二人。その時・・・目の前に全長およそ30メートルはありそうな巨大な猿「キングコング」が現れました。果たして、二人の運命は・・・。

時は経ち、1973年のベトナム戦争。
地質学者のビル・ランダはワシントンD.C.のウィリス上院議員の元を訪ねていました。目的は「髑髏島(どくろとう)」の調査のための資金提供を受けるためでした。初めはあっさりと断られてしまうも、粘り強い説得でめでたく資金提供を受けられることになりました。さらに、軍の護衛も付けてもらえたのです。
その護衛を任されたのは、プレストン・パッカード大佐でした。ベトナム戦争を終え、国に帰ろうとした矢先の「最後の仕事」です。

一方、ランダはバーで別の男にも探索協力依頼をしていました。男の名はジェイムズ・コンラッド。元イギリスの特殊部隊に所属していました。とても危険を伴う仕事ということもあり難色を示すコンラッドでしたが、最終的には掲示された報酬に目がくらみ協力することにしたのです。

そしてもう一人。反戦カメラマンの女性のメイソン・ウィーバーです。彼女の元にも、この髑髏島探索のニュースが飛び込んできており、”軍が何か悪さをしようとしてる”と考えた彼女は、この探索に同行することにしました。

こうして集まったメンバー達は髑髏島に向け、ヘリ十数機の大所帯で島を目指します。強い嵐の中を何とか切り抜け、いよいよ目的の島「髑髏島」が見えてきました。ランド博士は早速調査に取り掛かり、”地質調査”を行うための爆弾を地表目がけて投下しました。

すると、突如目の前にキングコングが出現し、次々とヘリを攻撃し始めました。そして一瞬にして全てのヘリが破壊、もしくは墜落してしまいました。キングコングは一仕事終えると、再び島の奥に消えていきました。その姿を見ていたパッカード大佐は、多くの仲間の命を奪ったキングコングを睨み付け、復讐を誓うのでした。

実は地質学者のラムダは、キングコングの存在を知っていたのです。しかし、それでは周囲の協力は得られないと分かっていたため、事実を偽り協力を依頼していたのです。パッカード大佐はラムダに対し銃を向け激怒しますが、すぐに冷静さを取り戻し、仲間との合流を目指します。

その頃、別の場所に墜落したコンラッド達は、3日後に救援する予定の「島の北側」を目指すことにします。ところがその道中、とある集落に紛れ込みます。そしてたちまち武装した原住民に囲まれてしまうのです。その時、原住民たちの隙間からひげを生やした老人が現れました。

名前はハンク・マーロウ。驚くことに、1944年に島に降り立ったマーロウは28年間もこの島で生き延びていました。いつか来るであろう助けを待つために。その後コンラッド達はマーロウから島の歴史について聞かされ、キングコングは島の「神」の存在であることを知らされるのです。

コンラッド達と出会ったマーロウは、一緒に島を出る覚悟をします。
果たして全員無事に島を脱出することができるのでしょうか!?そして、キングコングが島の「神」であることを知らないパッカード大佐の復讐を止めることはできるのでしょうか!?

監督/キャスト

監督

  • ジョーダン・ボート=ロバーツ

キャスト

  • トム・ヒドルストン(ジェームズ・コンラッド)
  • ブリー・ラーソン(メイソン・ウィーバー)
  • サミュエル・L・ジャクソン(プレストン・パッカード)
  • ジョン・グッドマン(ビル・ランダ)
  • ジン・ティエン(サン)
  • ジョン・C・ライリー(ハンク・マーロー)
  • トビー・ケベル(ジャック・チャップマン)
  • ジョン・オーティス(ビクター・ニーブス)
  • コリー・ホーキンズ(ヒューストン・ブルックス)
  • ジェイソン・ミッチェル(ミルズ)
  • シェー・ウィガム(コール)
  • トーマス・マン(スリフコ)
  • ユージン・コルデロ(レルス)

感想

公開前から“全編クライマックス”という言葉を前面に押し出してきただけに、ストーリー展開は非常に気になるところでしたが、その言葉通り本作の舞台である髑髏島(どくろうとう)に到着してからは、目まぐるしい展開を見せてくれました。

キングコングの驚異的な身体能力はハルク並み?

物語の中心はもちろんキングコングなんですが、とにかく強さが半端じゃ無かったです。分かりやすく例えるなら、マーベルシリーズでもお馴染みの緑色の皮膚をしたキャラクター「ハルク」が、そのままの強さで全長およそ30メートルの巨大生物になったと想像して下さい。
“やばさ”が少しはお分かり頂けましたか?(笑)

ハルクと言えば、攻撃力・防御力・俊敏性の3つの要素をバランス良く兼ね備え、現時点のアベンジャーズでは最強のキャラクターと言っても過言ではないと思います。しかし欠点として、自制心・知能が不足しているため、時折引き起こす暴走により、多くの仲間(特にアイアンマン)に迷惑をかけます。

それに対してキングコングは、ハルクが備える3つの要素に加え、自制心・知能が備わっているため、巨大生物として『完璧な存在』と言えます。ここまで来ると、人間とそれほど変わりないですね。
実際に本作では、とても人間らしいキングコングの姿が描かれており、これこそが監督ロバーツが拘ったポイントでもありました。

“オマージュ”はキャラクターだけにあらず

監督ロバーツは大の“アニメオタク”としても知られており、その証拠に映画に登場する巨大生物は、日本の特撮アニメやジブリ映画のキャラクターを“オマージュ”したものばかりだという話がありました。
「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」と言ったジブリ映画に登場してきそうな“巨大クモ”“巨大バファロー”もその一つです。
特に印象的だったのが、キングコングの宿敵であるスカルクローラーです。このキャラクターは日本の特撮アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の使徒をイメージしてデザインされていますが、使徒がリアルに描かれるとこんなにキモく、恐ろしい姿になるのかと興奮を覚えました。

ここまでは公開前でも知り得る情報だったので、そこまで驚きはしませんでしたが、実は”オマージュ”はこれだけでは無かったのです・・・。

その代表的なシーンを紹介すると、まずは飛行機が髑髏島に向かう道中に通った巨大雲のシーン。雲は真っ暗で、強風が吹き荒れ、雷が激しく鳴り響いており、嵐が発生していました。その中を陣形を組んだ飛行機十数機が飛んでいきます。このシーンを観ただけでは、何を”オマージュ”しているかはすぐに分かりました。それは、あのジブリ映画「天空の城ラピュタ」の名シーンです。主人公シータとパズーが天空に浮かぶラピュタを見つけるために、小さな飛行機で巨大な積乱雲に入っていきます。その中は暗く、強風が吹き荒れ、雷が激しく鳴り響いていました。正に、本作で描かれている映像そのものです。

次に、作品全般に登場する日本刀です。これは特撮アニメやジブリ映画の”オマージュ”ではありませんが、監督ロバーツの日本好きが実に良く表れているなと感じました。普通に考えると”違和感”しかありませんよね。シチュエーションがジャングルだったり、迷彩服を着た軍人がいたりというのも理由の一つではありますが、そもそもとして日本刀を使うのが「日本人ではない」ので(笑)
ところがその違和感も最初だけで、物語中盤では全く違和感なく、むしろ日本刀を際立たせる演出もあったりして、とてもカッコいい映像に仕上がっていまいた。これも監督ロバーツの才能あってのものなのでしょう。

サミュエル・L・ジャクソン演じる隊長の迫真の演技はさすが

映画「キングコング/髑髏島の巨神」には、若手からベテランまで多くの俳優が出演していますが、その中でも明らかに他の俳優とは別次元のオーラを放ってた俳優がいました。プレストン・パッカードを演じた「サミュエル・L・ジャクソン」です。

本作では軍を率いる隊長として、リーダーとしての“責任感”“使命感”、多くの仲間を失った“悲しみ”“悔しさ”、そして仲間の命を奪ったキングコングへの“怒り”“復讐心”を見事に表現していました。一緒に行動を共にしていたコンラッド達からどんなに反感を買おうとも、最後まで自分の信念を貫き通す姿は、正に“男の中の男”でした。
どちらかと言うとコンラッド側の目線で観ていた私としても、あまりに自己中心的な姿に腹が立ってしまいました。しかし、その裏には軍の隊長としての役割をまっとうしようと、必死になっているパッカードの姿があったのだと、物語の終盤で気付くことができました。

一番印象的だったシーンは、真夜中のジャングルの中でキングコングと正面で向き合うパッカードの姿です。全長およそ30メートルを超えるキングコングが目の前にいるにも関わらず、決して物怖じせず相手の目を睨み付ける姿は、観ている観客までも恐怖させるような顔でした。
一瞬「あれ?こっちもキングコング?」と思ってしまう程のゴリラ顔で・・・(笑)

最後の最後に予想外の感動が待っていた

「キングコングという一種の”怪獣”に感動なんてあり得ない」と思われるかもしれませんが、全くその通りです(笑)
全く感動がないと言ったらそんなことはありませんが、キングコングだけでは涙を流すことができないでしょう。

ところが、この映画にはヒューマンドラマ的な要素も含まれています。「あらすじ」にも書きましたが、1944年に島に降り立って以降、約28年もの間、助けが来ることを待ち続けたハンク・マーロウという男が登場します。実はこの男には、妻と息子の二人の家族がいました。マーロウは当時まだ小さかった頃の息子に写真を、はなみはなさず持っていたのです。

そして、映画の本編が終了しエンドロールに差し掛かったところで、無事に島より帰還したマーロウの姿が映ります。なんと、家族の元へ帰ってきていたのです。

玄関を入ると、そこにはまだ妻と息子が住んでいました。マーロウの姿を観た妻は号泣し、熱い抱擁を交わします。息子はあの頃の記憶は殆どなく、見た目もだいぶ変わっていましたが、母親からの説明を受け、ようやく自分の父親だと気付くのです。

この映像は音声や字幕は無く、映像だけ流れるものになっていますが、余裕で感動できます。まさか、最後の最後にこんな映像で泣かされるとは想像もしていませんでした。

やはり注目すべきはエンドロール後の映像

映画自体もかなり見応えがあって面白かったですが、やはり注目すべきは「エンドロールの映像」でしょう。前々から噂は聞いていましたが、その噂はやはり本当のようです。それは、映画「キングコング/髑髏島の巨神」の続編を決定づけるものでした。

続編に続く流れとしては、今回発見した「髑髏島」以外にも、周辺にはいくつかも島が存在し、さらにその各島には何やらキングコングとは違う、別の怪獣達が描かれた石壁が見つかっているというのです。
その壁には、見覚えのある怪獣達が描かれていました。日本の特撮映画のキャラクターとしても有名な、ゴジラ・モスラ・キングギドラです。これが何を意味するものは・・・もう分かりますよね。そうです。これからレジェンダリー・ピクチャーズは全3部作に及ぶ『大怪獣時代』を迎えようとしています。

まず記念すべき1作目は、今回紹介させて頂いた映画「キングコング/髑髏島の巨神」です。2作目は、2020年公開予定の映画「ゴジラ vs. キングコング」、そして最後を締めくくるのは「ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ(仮名)」です。これはちょっと楽しみですよね。何が楽しみかと言うと、かつて“着ぐるみ”“人形感”たっぷりだったキャラクター達が、現代の映像技術でどこまでリアルに復活するのかです。

今回の主役であったキングコングがフルCGであったように、恐らく他のキャラクターもCGで蘇ることが予想されます。そうなれば当然、映像の迫力は増し、これまでにない怪獣映画が観れることは間違いないでしょう!!

まだ少し先の話になりますが、楽しみに待ちましょう!!

まとめ

若手監督でありながらも、若手からベテランのキャスト達を見事まとめ上げ、ここまでのクオリティの映画を作った監督ロバーツには、今後も期待したいと思います。続編の監督を務めるのかどうかはまだ分かりませんが、恐らくこの世界観を他の監督が引き継ぐのは難しいでしょう。

この記事を観て興味が沸いた方は、ぜひ一度観てみることをおすすめします。男性だけでなく、女性の方もきっと楽しんで頂けるはずです。

それでは、今日はここまで!ばーい!(^^)!

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