映画『ガール・オン・ザ・トレイン』のあらすじと感想!!3人の女性を描く超ダークなサスペンス映画

投稿者: | 2017年8月23日

こんにちは。
ブログ運営者のKITです。

本日紹介するのは、映画『ガール・オン・ザ・トレイン』です。同タイトルの原作を基に映画化され、当時は全米初登場1位を飾った人気作です。

主演はエミリー・ブラント。映画「プラダを着た悪魔」で社長ミランダの秘書として地獄の日々を送るエミリー役を演じ、作品と共に大ブレイクしました。その後も、サスペンス、アクション、ファンタジーなど幅広いジャンルで活躍しています。映画『ガール・オン・ザ・トレイン』は、彼女が出演する映画の最新作となります。

終始ダークな雰囲気のサスペンス映画となりますので、落ち込んでいる時に観るのは止めましょう(笑)



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簡単なあらすじ

この物語は3人の女性を中心に描かれています。

1人目は独身女性のレイチェル・ワトソン(エミリー・ブラント)です。彼女は「アルコール依存症」でした。以前は結婚していましたが、レイチェルは子供が産めない身体であるということが判明し、その後酒に溺れ、遂に「アルコール依存症」となってしまったのです。「アルコール依存症」となったレイチェルは生活も荒れていき、最後には夫のトム・ワトソン(ジャスティン・セロー)から見放され離婚してしまいます。
そして、そのトムと再婚した女性がもう1人の中心人物であるアンナ・ワトソン(レベッカ・ファーガソン)です。

アンナは元々、トムの浮気相手でした。レイチェルとの離婚をきっかけにそのまま結婚したのです。そして1人の赤ん坊を授かりました。実は2人が暮らす一軒家は過去にレイチェルとトムが暮らしていた家でした。しかし離婚を機にレイチェルは追い出され、今はトム、アンナ、赤ん坊の3人で暮らしています。

トムとアンナが暮らす家の二軒挟んだ近所には、ある夫婦が暮らしていました。妻の女性メガン・ヒップウェル(ヘイリー・ベネット)は夫のスコット・ヒップウェル(ルーク・エヴァンズ)と常日頃から愛し合っており、身体の触れ合いも頻繁に行っていました。しかしメガンは軽い精神病を患っており、掛かりつけの精神科に頻繁に通っていました。夫のスコットも当然知ってはいましたが、特に干渉することはありませんでした。

さて、ここまでで一通り中心人物3人の女性を紹介しましたが、「アルコール依存症」であるレイチェルの行動を引き金に、この3人の関係は複雑に絡み合い、結果としてメガンが”何者か”に殺さることになります。そして最後には、3人のとんでもない共通点が明らかになるのです。

いったいメガンを殺した犯人とは誰なのか!?そして、この3人の驚くべき共通点とは何なのか!?あなたは見事、この謎を解決できますか?

監督/キャスト

監督

  • テイト・テイラー

キャスト

  • エミリー・ブラント(レイチェル・ワトソン)
  • トム・ワトソン(ジャスティン・セロー)
  • アンナ・ワトソン(レベッカ・ファーガソン)
  • メガン・ヒップウェル(ヘイリー・ベネット)
  • スコット・ヒップウェル(ルーク・エヴァンス)

感想

スピード感ほぼゼロ・・・じわじわ進むからこそ謎解きを存分に味わえる

サスペンスに限らず、映画にスピード感を求める人もいるでしょう。どちらかと言えば私もそちら側の人間であり、サスペンスなら尚更スピード感ある作品が好きです。

しかし、映画『ガール・オン・ザ・トレイン』はスピード感の”ス”の字もありません。その理由はいくつかありますが、中でも以下の2つが大きな理由です。

  • 中心人物が3人もいること。
  • ストーリーの展開が現在→過去、過去→現在の繰り返しであること。

1つ目の理由はすぐに納得がいきます。
物語の中心人物と言うのはその作品において最も重要な存在であるため、観客に対してもその人物の情報は出来る限り多く伝える必要があります。つまり中心人物が3人もいるという事は、1人しかいない作品に比べて3倍の時間を必要とします。その結果、作品全体のストーリー展開が遅くなるというのはごく自然なことです。

次に2つ目の理由。
こちらは映画『ガール・オン・ザ・トレイン』の特徴の一つでもありますが、中心人物である3人の女性の“現在”“過去”を繰り返しながら物語が進んでいきます。さらに、行ったり来たりの回想シーンの数が尋常なく多いため、ストーリー展開が遅くなることには納得がいきます。

しかしこのストーリー展開は、とても新鮮味があり面白かったです。物語の展開にスピード感がない分、観客は得られた情報をじっくり整理しながら、謎解きを楽しむことができます。そういう意味では、本来のサスペンス映画の楽しみ方を存分に味わえる映画という訳です。

じわじわとは言え・・・簡単に謎が解けないのがさらに面白い!!

ストーリー展開が遅く、じっくり謎解きができるのであれば、誰でも簡単にメガンを殺した犯人を当てることができると思われがちですが、実際にはその逆の状況に陥ります。じっくり情報を整理すればするほど、頭の中でいくつもの矛盾が発生し、登場するキャスト全員が犯人に思えてくるのです。実はこの状況こそ、製作者側が望んでいた結果であり、映画『ガール・オン・ザ・トレイン』の面白いところなのです。私は見事に製作者側の術中にハマり、最後の最後まで犯人を特定することができませんでした(笑)

この事件の『鍵』となるのは、「アルコール依存症」であるレイチェルが無くした『記憶』であるというのは容易に想像が出来たのですが、その空白の記憶を中々自分で作り上げることが出来ませんでした。映画の中でも、レイチェル自身が無くした記憶を振り返るシーンが何度か流れますが、振り返る度に登場人物が変わっていくため、むしろ混乱させられました。

ぜひ皆さんがこの映画をご覧になる際には、この“レイチェルが無くした記憶”を常に頭の片隅において観てもらえればと思います。サスペンス映画慣れしていて、この手謎解きが得意な方であれば、意外と簡単に解決出来てしまうかもしれません。

主演エミリー・ブラントの「アル中ぶり」は圧巻

この映画に登場する3人の女性の内、最も難しい役が「アルコール依存症」のレイチェルです。そして今回、その役を演じたエミリー・ブラントの迫真の演技には驚きました。私は実際にアルコール依存症に掛かった人を見たことがありませんが、見たことがある人からするとかなりリアルに映るみたいです。(嫁からの情報です)

  • 家にいる時も、外出する時も、電車に乗る時も、常に側には酒に溺れる日々。
  • 目は常に虚ろな状態になっており、視線も定まらない。
  • 足取りはフラフラ。
  • 顔色は青白く、表情に覇気が感じられない。
  • 思いもよらないところで逆上する。
  • 頻繁に記憶を無くすことで、他人から信用されない。

エミリーはこれら全てを、見事に演技で表現し切っていました。

もちろん、観客にリアルに伝わるのはこれだけが理由ではありません。それはレイチェルを映すカメラワークです。監督テイト・テイラー曰く、レイチェルの表情を映す時は“近距離での撮影”を意識していたようです。また、敢えて手持ちカメラ撮影し映像自体に自然な振動を与えることで、よりエミリーの演技にリアルさを加えていたのです。

映画の観客としては普段全く意識しない部分ではありますが、こういう撮影裏話を知ると楽しみ方のバリエーションが広がります。

メガンを演じるヘンリーベネットのセクシーシーンも多数登場

主演エミリー・ブラント以外にも、もう1人魅力を放つ中心人物がヘンリー・ベネットです。これは完全な主観ですが、女優としての美しさは、エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソンには劣ると思います。ただ、セクシーさでは群を抜いてトップでしょう。(あくまでこの映画の中での話ですが)

ヘンリー・ベネットはこの映画だけでなく、最近で言うと映画「マグニフィセント・セブン」のヒロイン役としても出演しています。その時も、胸元がばっくり空いたややセクシーな衣装に身を包んでいましたが、完全に露出していることはありませんでした。私の場合は「マグニフィセント・セブン」の役を初めに見ていたので、余計に興奮しました(笑)

夫婦や恋人で観る分には照れ笑いする程度で済むレベルですが、家族で観るには少しハードルが高い映画だと思います。

まとめ

本日紹介した映画『ガール・オン・ザ・トレイン』は、普段観ているサスペンス映画とはテイストが違っていたので、新鮮味があり楽しく観ることができました。物語の中盤のストーリー展開はもちろん、最後の結末には本当に驚かされました。

3人の女性が中心に描かれている作品なので、ぜひ女性の皆さんは一度ご覧になってみて下さい。

それでは、今日はここまで!ばーい!(^^)!

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